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「豆腐っていったい何なのだろう?」 【夜明け前Vol.2】

 23歳の時に家業に入り、それからずっと豆腐を作り続けて参りました。
33歳までの10年間は、生活の為だけに豆腐屋を営んでおりました。
子供2人と妻を養う為、祖母、母との同居を兼ねた生活の中で、埼玉屋の長男として
41歳て他界した父の代わりもしつつ、淡々と受け継いだものを造り続けるという、
自分にとって、それは夢を感じられない、とてもつまらない仕事をしていたと思います。
きっと、いつかは、若い頃に学んだ日本蕎麦の世界に行きたいという願望が
有ったのでは。きっとそれも、その理由のひとつだったのでしょう。

 つまらない仕事とは言っても、毎日毎日早朝から20時まで、ロクに休む暇も無い
単純だけどしんどい労働だったと振り返ります。それも子育てに終われながらの
同居、という事も有り、仕事の時間は、おおよそ楽しいとは感じられない時間を送っていました。

 家業に入り最初の5~6年は、造れば売れたの時代でしたので疑問はなにもありませんでした。
当時、世間の景気はうなぎ登りだったと記憶しておりますが、町の豆腐屋の多くは
少しずつではありますが、下降線を辿って行ったのではないかと思います。
「ものをつくる」作業に気持ちが入っていなかったのだから、それ以上のものが
造れる訳も無く、当方もご他聞に漏れず、流されるように日々の売り上げも下がって
行ったのだと、現在ではそう推測しております。

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あるじ@気合豆腐

Author:あるじ@気合豆腐
東京は葛飾にある町の小さな豆腐屋の店主(あるじ)です。
気合豆腐 埼玉屋本店

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